テレパシー体験

 私、「これはテレパシーかなぁ」と思える体験が何回か有ります。 ここではちょっと書けないようなものも含めると、結構体験している方かなと思います。
 でも、「俺は超能力者だ!」なんて思っているわけではありません。自在に操れるわけではないですから。
  ただ、時として、他の人の思考が流れ込んできたり、またはその逆に、流れていったりすることって、 きっとあり得ることなんだろうな、って何となく考えています。


その1
 私がまだ学生だった頃の話です。
 私は下宿の部屋で一人眠っていました。眠ってるとは言っても、朝方まで麻雀を打ってから部屋に帰り、床についたばかりの、ほんの寝入りばなのことです。うつらうつらと、半覚醒の状態にありました。
 突然私の頭の中に声が響きます。それは聞いたことのない男の声でした。
「どうしようかなぁ。朝も早いし、まだ寝てるやろなぁ。電話かけたらあかんかなぁ・・・。」
と言う逡巡している様子。私は夢の中で
「かまへんがな。まだ寝てる、どころか、今布団に入ったとこや。まだ起きてるで。かけてこい。」
そう話しかけました。
 まるで私の言葉に反応したかのように、ちょうどその時、電話が鳴り響きました。あまりのタイミングの良さに初めは夢の続きかと思ってましたが、本当に電話が鳴っていることに気づき、あわてて受話器を取りました。
 相手はクラブの後輩。ただし女の子。内容はクラブの連絡でした。
 一通り話し終わったあと、私に電話するのをためらったかどうかを尋ねたところ、かなり迷っていたとのこと。
 男声と女声の違いはありましたが、かなり不思議な気持ちになりました。


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