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カサブランカ

 庭のラティスに吊ったハンギングバスケットにカサブランカの花が咲きました。
 植えた覚えのない花です。
 3年ぐらい前から、茎と葉だけが勢いよく伸びていたのですが、雑草のようには思えない立派な茎でしたので、抜かずにずっとそのままにしてました。でも花が咲くことはなく、なんの茎だろうと不思議に思ってました。
 それが今年の夏、初めて花を付けました。
 どうしてここにそんな花があるのかと、妻と不思議がっています。
 百合をバスケットに植えるなどというセンスのない植え方はしません。他の場所に植えたことがあったかと妻にも尋ねてみましたが、そんな高い球根を買ったりしたら絶対覚えてると言います。
 球根性の植物ですから、「種が飛んできて」とか、「種が落ちて」などということでは、なかなか咲かない花です。もちろん百合にも種はありますが、私の家の周辺で百合を植えている家ありません。


 カサブランカは私たち夫婦にとっては思い出の花です。
 私たちは1990年の真夏、8月に結婚しました。
 暑い盛りですので、少しでも涼しさを演出しようと、披露宴の会場中に白い百合の花を飾りました。妻のウエディングドレスも純白の百合の花の刺繍をあしらってあるものにしました。
 その時の、会場中に飾った百合がカサブランカだったのです。
 
 もう、あれからずいぶん時が流れました。
 結婚記念日を前にして、あの時と同じ白い百合が庭に咲きました。
 とても不思議で、気持ちを新鮮にさせてくれる出来事です。