私の「夢の中のデジャ・ヴ」

 「夢の中でのデジャヴ」についてのお話の投稿がよくあるようですが、私も似たような経験を何度かしたことがあります。
 ただ、少し違うかなと思うのは、私は夢の中で違う人生を生きているんです。というよりも、未来の自分の日常を見ていたといいますか…。実現する未来を見る「正夢」(予知夢)ではないと思います。私は夢の中で、「違う私」を生きているんです。
 仕事をして、家に帰って、休日に遊びに出かけて、買い物もしたり、部屋を片付けたり。職場の方々のお名前、話した内容、その月日などもしっかりと覚えているんです。起きた時に。
 なので、しばらく夢日記をつけていました。
「○月○日
就職の面接、ノンフレーム眼鏡をかけた中年の男性面接官と、それより少し若いくらいの面接官の二人とお話をした。こんなことを聞かれた…」
とか、
「△月△日
○○さんと□□さん、違う部署の◆◆さんと一緒に飲みに。○○さんが急に△△さんとのことについて話し始めて驚いた」
とか、こんな感じで一ヶ月以上、毎日、夢日記を書いていました。

 今、生きている自分が本当の自分なのか、それとも夢の中の自分が見ている夢が自分なのか、混乱するくらいでした。というのも、私がその夢から覚めるのは、夢の中の私が眠りにつくときだったからです。

 ま、しばらくしたら見なくなったので、今は落ち着いていますけれどね(^^*

 人間の未来って、決められた道が幾重にも枝分かれしているんだと思います。どの道を通っていくのかは自由で、その選択は全て私達が無意識下で行っているものです。そして、私たちが選ばなかった道、つまり、用意されていたけれども決して通られることのない道、それが、未来や過去という形になって、夢の中で、「貴方には、こんな未来へ行ったり、過去を通ってきたりすることだって出来たんだよ。」「もしあの時、貴方がこの道を通っていたら、こんなところへ来ていたんだよ」と教えてくれているメッセージなのかなぁ、なんて思ったりもしてますよ(^^*

 もしそうだったら、少し面白くないでしょうか(笑





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